選した素材を使用することは当然ながら、麺に大切な水も管理していかなくてはおいしい麺は作ることはできません。水をその時の気候に合わせた温度で管理し、塩分の濃度を一定にする必要があります。
食塩を使用しない麺を作る場合でも同様に水の温度を管理し、おいしいめんを製造するのに適切な水温にしてから使用します。
 

 
     
 
ミキサーは小麦粉・そば粉等と水を練る機械です。製造する時は、その日の天候などによってミキシングする時間や水の量を適切に判断し、製麺します。これまでに培ってきた経験をすべてデータとしてプログラム化し、作業する人によっての微妙な違いを最小限にしていくことによって、安定した高品質のめんを提供できるようにしています。
 
ミキシングした後は、小麦粉等の原料と水を馴染ませるための「水和熟成」を行い、その後に複合という作業で麺の帯を作ります。そしてもう一度熟成を行い、麺のコシをだすためのグルテンの形成と麺帯のひずみを緩和してから薄く機械で延ばしていきます。
適切な厚みまで連続して延ばしていった後にうどんやそうめんなどの太さに切り、乾燥室に送り出します。

 

 

 
     
 
麺を乾燥するためには適切な温度と湿度が大切です。
急激な乾燥は、麺の内部に歪を起こし、製品を悪くします。
乾燥室は、乾燥する麺に適切な温度・湿度を空調によって管理します。外部の天候等に出来るだけ影響を受けないような設計を行い、常に最適な環境を年間を通して作り出しています。
 
包装室

 

 
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